ほんと大変だったんで思い出すのも嫌なんですが
漉き機塗装の思い出を。
安かったとはいえ自分にとって最初の漉き機がハゲハゲじゃやる気出ないので
考えた結果、塗装することに。
工程の流れを書くとこんな感じです。
↓
本体と部屋のマスキング
ペーパーがけ、塗装剥がし
下地段差パテ埋め
下地塗装
下地塗装中研ぎ
カラー塗装
カラー塗装中研ぎ
クリア塗装
塗装剥がした時のやっちまった感はすごかったですね。
見た目の凄惨さと後戻りできない怖さ。
使わずしてこの漉き機とお別れするのではないかと思いました。
パテも塗装もいちいち乾燥待ち。
時間ばかり過ぎて、モノも作れず焦りはじめる。
やっと見せられる状態がこれ。
下地を作った後の塗装です。車の塗装で使う下地塗料。
サーフェサーってやつです。ホントに細かなキズ(ペーパー跡とか)ならこれで隠せます。
全体的にグレーに染めてなんとかホッとした瞬間。
塗装についてはネットで調べながらやってたんですが
ネット上では皆んな好き勝手言ってるんで当てになりません。正しい情報がわかりません。
まぁここまでくれば突き進むまでです。
しっかり乾燥させてやっと黒で塗装です。カラーはTOYOTAブラック(笑)
首の部分を染めるのが難しすぎですが、何度も何度も乾燥させては塗り重ねます。
スプレーは距離が遠くてもダメだし近すぎてもダメ。
ダレができたらアウトですが、塗膜が薄くてもダメです。
で、上手い人はここで若干ツヤが出せるようですが私はマットに仕上がりました。
これは吹き付けの距離が遠かったのか、そもそも下地が完全にフラットじゃなかったんでしょう。
繊細すぎます。塗装ナメてました。
ネットで調べると塗装後の中研ぎが大事みたいに書いてあり、実際そうなんでしょうが
柚肌を直そうとして2000くらいで少しペーパーかけたら部分的に下地グレーが露出。。怖すぎる。。んで再度スプレー。
怖すぎるので中研ぎは早々にやめてクリア塗装。
ウレタンの良いヤツを使いましたがこいつが優秀だったんだと思います。
厚い塗膜でなんとか輝きを出せました。
クリア後の画像です。
ここまでずっーーと失敗してふりだしに戻る可能性に怯えながらの作業です。
心底疲れました。
ただ、ウチの西山君カッコよくなりまして大満足です。
新品だったらなかなかパーツ外したりしないでしょうが
この機会にその辺も色々と学べて良かったと思っています。